2008-10-15から1日間の記事一覧

少年平和読本「四方の海みな同胞」 賀川豊彦

(『国際国家』1950年4・5月号から転載) 中国の春秋時代に、呉王夫差が、越の国を伐つて、父の仇を報じようと志し、復讐の心を忘れぬため、毎夜、薪の中に寝て、自ら身を苦しめたといいます。また一方、越王匂踐も、呉の国を伐つて、会稽の恥をそそご…