2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

尖閣諸島を共同管理に 世界連邦四国ブロックが宣言文

世界連邦運動協会の四国地区支部は10月31日四国ブロック大会を高知市で開催し、欧州連合の発端となった欧州石炭鉄鋼共同体(ECSC)にならって「尖閣諸島を国際管理してはどうだろうか」という宣言文をまとめ発表した。日中の共同管理ではない。資源をめぐる…

賀川没後50年で徳島でシンポジウム【10月22日徳島新聞】

「Brotherhood Economics」の本当の意味

その昔、故賀川純基さんからいただいた資料が最近ひょっこり出てきた。「Brotherhood Economics」に関するA4版の数枚のレポートだ。日付は1997.12.19となっているから10年以上も前に書かれたものである。読み返してみて、友愛という日本語がどうもしっくり…

『Think Kagawa ともに生きる』11月1日発売

10月22日、賀川豊彦献身100年記念事業の報告書が予定通り刷り終わった。発売は11月1日です。印刷部数は3000部。は献身事業を支援しえていただいた団体・個人に配布しますが一部は書店やネットを通じて購入可能となります。松沢資料館でも販売します。一部15…

友愛公共フォーラム(30日)で鳩山前総理が日本の外交を語る

尖閣諸島沖で中国漁船衝突事件が起こり、日中間の緊張がまして、 現在、大きな問題になっています。これは、友愛外交や東アジア共同体構想にとっては、 大きな試練と言うことができるでしょう。そこで、今回は「友愛公共」という理念からグローバル・ ガバナ…

世田谷文学館シンポジウム「賀川豊彦の文学」2日目

世田谷文学館での賀川豊彦没後50年記念講演会・シンポジウムは24日、「賀川豊彦の文学〜その作品の力」と題した2日目のシンポジウムが開かれた。加山久夫氏の司会のもとに、田辺健二・鳴門市賀川豊彦記念館館長、森田進・恵泉大学名誉教授、濱田陽帝京大…

世田谷文学館シンポジウム「賀川豊彦の文学」で太田治子さん講演

10月23日、世田谷文学館で賀川豊彦没後50年記念講演会・シンポジウムが開催。初日は作家の太田治子さんが「賀川豊彦 その愛」と題して講演した。 太田さんは太宰治の娘として多くの著作を上梓してきたが、NHK日曜美術館の司会アシスタントとして1976年に…

29回世界連邦日本大会 札幌2010

10月21日、札幌市サンプラザで29回世界連邦日本大会・札幌2010が「世界連邦の実現〜日本の役割を考える」をテーマに開催され、全国から約300人が参加した。 冒頭、世界連邦運動協会の海部俊樹会長があいさつし、大田雄三・カナダマッギル大学教授が「カナダ…

「文学者の賀川」再注目【10月21日東京新聞】

田川大吉郎(たがわ・だいきちろう)

田川大吉郎(1869-1947=明治学院総理、中ノ郷質庫信用組合初代組合長) 明治2年、長崎に生まれ、20歳で早稲田大学の前身東京専門学校を卒業。18歳のころから筑水生のペンネームで報知新聞に論説を書き、矢野龍渓に認められて大学卒業後、同社の論説記…

有馬頼寧 ( ありまよりやす )

1884年(明17)12月17日,東京都中央区日本橋蠣殻町(旧日本橋区)に生まれた。父は久留米21万石の藩主頼万。東京帝国大学農科大学を卒業後,1年有半欧米各国の農村を視察して1911年(明44)帰国し,農商務省産業組合課に勤務して産業組…

安部磯雄 ( あべいそお )

1865年(元治2)2月4日,旧福岡藩士岡本権之丞の次男に生まれた。1884年(明17)京都の同志社を卒業,1891年(明24)渡米してハートフォード神学校に学び,さらにドイツのベルリン大学に学んで帰国し,はじめ同志社,ついで早稲田大学の…

黒川泰一 ( くろかわたいいち )

1902年(明35)4月24日,福井県に生まれた。1915年(大4)14歳のとき志を立てて上京,働きながら学ぶ生活に入った。関東大震災直後上京した賀川豊彦(別項)とめぐりあい,その薫陶を受け,社会運動を天職と決めた。家具生産組合書記,消費…

黒沢酉蔵 ( くろさわとりぞう )

1885年(明18)3月28日,茨城県常陸太田市(旧久慈郡世矢村)に生まれた。15歳で上京,21歳で京北中学を卒業したが,その間,渡良瀬川流域鉱毒難民救済運動に参加した。1905年(明38)母を失い,心機一転して北海道に渡り,札幌で牛乳請…

福井捨一 ( ふくいすていち )

1871年(明4)12月12日,長崎市に生まれた。長崎外語学校を卒業して海運業界に身を投じ,逓信大臣となった内田信也と親交があった。当時労働組合がストライキ闘争によってのみ労働者の生活を守る方向にあったのに対し,賀川豊彦(別項)は労働組合…

那須善治 ( なすぜんじ )

1865年(慶応1)6月21日,愛媛県西宇和郡保内町川之石に生まれた。1899年(明32)大阪の実業界に進出して大阪に転籍,その後さらに兵庫県神戸市東灘区住吉町に移った。第1次世界大戦中に一相場師として巨万の富を得たが,その後感ずるところ…

新協同組合ビジョン策定めざし、研究会を発足  11月5日に公開研究会【日本農業新聞】

協同組合経営研究所は「新協同組合ビジョン研究会」を設置した。11月5日には東京・駿河台の明治大学で第1回公開研究会を開く。 同研究会は、2012年の国連国際協同組合年に向けて、日本のこれまでの協同組合運動を総括し今後のあり方を研究し「新協同組合ビ…

盛況を極めた豊島農民福音学校の話

鳥飼慶陽先生の連載「吉田源治郎・幸の世界」(94)から豊島農民福音学校についての引用である。http://www.kagawa100.com/kagawagalaxy/yoshida094.pdf 第5回豊島農民福音学校(藤崎盛一校長) 農村はこのままでよいか 人口の半数をしめる農村を忘れて、日…

ハス博士で有名な大賀一郎を奉天に訪ねる

右は、賀川豊彦の写真であるが、隣に一緒に写っているのは、ハスの博士で有名な大賀一郎博士である。 大賀博士は、1902年に地元岡山で洗礼を受ける。その後、第一高等学校入学時に、内村鑑三の門下生となり、卒業後は東京帝国大学理科大学植物化へ入学した。…

信組も国際協同組合年の実行委に参加【全国信用組合新聞9月15日】

賀川記念館が神戸市から「市民福祉功労賞を受賞」

昭和38年に、賀川豊彦献身50年を記念して、社会福祉法人イエス団発祥の地に、(賀川記念館)設立された。以降、「セツルメント事業の根本原理は人格交流運動である」という理念を基本に、相談事業、学童保育や老人給食サービスなどの様々な地域福祉活動を先…

地方の中東和平プログラム キリストの栄光教会

東村山市にある教会のホームページに世界連邦運動協会(会長:海部俊樹)がずっと実施している「中東和平プロジェクト」の紹介がありました。綾部市が始め全国に広めつつあるこの試みは実に貴重なものだと考えています。ともに生き、理解を深めることは難しい…

新美南吉の「おぢいさんのランプ」

水の文化の最新号が届いた。「愛知用水50年」が特集で、なかなか読み応えがある。編集部からのページに新見南吉のいい話が出ていたので、転載してみなさんに読んでもらいたい。 - 知多・岩滑(やなめ)の出身である童話作家 新美南吉は、身近な溜め池をよく…

AWOAのHPが復活しました。

AWOA=アジア戦災孤児救済センターのホームページが復活しました。 http://park22.wakwak.com/~namai-stress/awoa/ 6年にわたる生井隆明さんのカブールでの戦災孤児(ヤティーム)救済の物語が展開されています。

シンポ「孫文の理想と東アジア共同体」が11月3日に

賀川豊彦と孫文。一見まったくフィールドの違う人物のように見受けられるが、そうではない。少なくとも筆者の頭の中では大きな一致点がある。アジアの平和である。孫文は1925年に革命半ばでなくなる。その前年には神戸で「大アジア主義」という有名な演説を…

30日の友愛公共フォーラムに鳩山前首相

友愛公共フォーラムが10月30日、明治学院大学で開催される。尖閣諸島沖で中国漁船衝突事件が起こり、日中間の緊張が増している中で、鳩山由紀夫前首相がゲストとして参加、「友愛外交とその可能性」をテーマに鈴木寛文科副大臣と対談する。参加は申し込み抽…

はじめに 今井鎮雄 神戸YMCA顧問

報告書は日々、形になりつつあります。発行にはまだ日がありますが、内容を少々紹介したいと思います。今井鎮雄氏の「はじめに」だけをブログ上で公開します。 ------------------------------------------------ 賀川豊彦の名前は今の若い人たちは覚えてい…