「賀川豊彦のキリスト教と協同組合」の発刊

 3月26日、京都から嬉しい宅配便が会社に届いた。昨年10月に同志社生協で「甦る賀川豊彦の平和思想」と題して講演した内容が、昭和30年代の賀川の講演内容と共に「賀川豊彦キリスト教と協同組合」と題した1冊の冊子となり、講演会を主催していただいた同大の大鉢忠先生から送られたのだ。
 同志社大学人文科学研究所第四研究「京都地域における大学生協の総合的研究」の一環として10月15日、講演会「大学生協賀川豊彦」が開催された。研究の過程で、昭和32年の同大キリスト教社会主義問題研究会主催の座談会と33年に行われた講演「宇宙観の革命」という賀川豊彦の2本の肉声テープが偶然見つかり、併せて活字化して刊行することになったそうだ。