阪神医療生協が「死線を越えて」上映会【毎日新聞4月1日地方版】

映画:「死線を越えて」−−尼崎で3日、上映会 /兵庫
 ◇賀川豊彦、貧困問題取り組んだ半生
 http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20100401ddlk28200462000c.html
 神戸で貧困問題に取り組んだ、キリスト教社会運動家賀川豊彦の半生を描いた映画「死線を越えて」の上映会が3日、尼崎市長洲本通1の小田地区会館で開催される。阪神医療生活協同組合が主催。上映は午後2時と午後6時からで、参加費は300円。

 賀川は1909年から神戸のスラムに住み込み、貧困問題に取り組んだ。その後、労働組合や協同組合の創設者として活躍。関東大震災の救援活動でも知られる。映画は、賀川の著作「死線を越えて」などを基に制作された。

 阪神医療生協は「昨年は、賀川氏が神戸で活動を始めて100年という記念の年だった。これを機にもう一度活動を見直したい」と話している。問い合わせは、阪神医生協診療所(06・6488・8648)。【大沢瑞季