2008-09-03から1日間の記事一覧

涙の二等分

賀川豊彦は1919年に「涙の二等分」という詩集を発表した。伝道のため神戸市葺合新川の貧民窟に入ってまもなく、「貰い子殺し」という“商売”があったことを知り、なにより悲しんだ。「貰い子殺し」というのは貧困や何かの理由があって育てられなくなった…