愛国心だけでは足りない と叫んで銃殺された看護婦の話 恩讐を越えて 両軍が接近して対陣していた。月の美しい晩だった。歩哨が銃を小脇に警戒していると、ふと、目の先の敵陣地に人影の動くのが見えた。敵の歩哨だ! 幸いこっちは月の陰になっていて、敵か…
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