友愛労働歴史館で4月から「賀川豊彦と労働運動」展

 日本の労働運動発祥の地である港区芝にある日本労働会館。その中にある友愛労働歴史館で、4月から特別展「賀川豊彦と労働運動」展が開催される。この地にはかつて基督教ユニテリアン教会「惟一館」があり、大正元年(1912年)8月1日、鈴木文治ら15名が「友愛会」を創立した。まだ「労働」という字すら使えなかった時代である。日本の労働組合キリスト教の教会で産声を上げたという事実はしっかりと覚えておく必要がある。

 それから8年後、神戸の賀川豊彦が川崎・三菱造船所で3万人の労働者を組織してストライキに突入、市内をデモ行進した。日本の労働史上でも最も大きなエポックの一つであったはずだ。

 来館のご案内
 開館:10:00〜17:00(月〜金)土・日・祝日、年末年始休館(時間外見学OK、要相談)     
 見学コース例:所要時間約50分 「労働運動発祥の地」記念碑→友愛会・総同盟会長胸像→歴史館展示室(解説VTR、見学)」
 問合せ

  • 見学、その他友愛労働歴史館に関するお問合せは、下記までお願いいたします。
  • 友愛労働歴史館:050-3473-5325 yuai@yuairodorekishikan.jp    
  • 労使関係研究協会:03-3453-5386 東京都港区芝2-20-12 友愛会館内(ホテル三田会館隣)

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