ESDシンポジウム in Kobe 持続可能な社会づくりにおけるソーシャルワークの意義

 3月7日から3日間の日程で「持続可能な社会づくりにおけるソーシャルワーク」をテーマにESDシンポジウム in Kobeが神戸大学などで開催された。ノーベル平和賞受賞者のムハマド・ユヌス氏を招いた講演を中心に神戸大学の大学院生らが準備した。初日は学生らが「ESD」「マイクロクレジット」「ムハマド・ユヌス」「賀川豊彦」の研究成果を披露。2日目はユヌス氏と阿部志郎氏の講演、引き続いて上野谷加代子氏の司会によるユヌス・阿部対談。3日目はシンポに携わった学生らがユヌス氏を囲んでの2時間におよぶトーク
 ユヌス氏の講演は500人収容の神戸国際会議場の大ホールがほぼ満員。ユヌス氏の人生を賭けたグラミン銀行の取り組みに真摯に耳をかたむけた。一方シンポを準備した学生たちは2日間、ユヌス氏と時間を共有する幸運に恵まれた。それぞれにユヌス氏と語り、一生忘れられない思いでをつくったに違いない。うらやましいと感じた。(伴武澄)
 シンポジウムのフォトギャラリー

3月7日 プレセッション
3月8日 挨拶 野上智行 今井鎮雄
ムハマド・ユヌス氏講演「グラミン銀行が提起する新しい方向」(1) (2)
阿部志郎氏講演「ESD実践の草分けとしての賀川豊彦
ユヌス・阿部対談「ESDに資するソーシャルワークの現在・過去・未来」司会:上野谷加代子
3月9日 ユヌス氏を囲んで本音でトーク1
      ユヌス氏を囲んで本音でトーク2