こんなこともあった
クリントン大統領の時代、2000年9月ニューヨークに世界の首脳150人が集まった。前代未聞のミレニアムサミットに参加するため集まった。ホテルとリムジンの確保が大変だった。
世界同時多発テロ、9・11はその2年後に起きる。イラク戦争もアフガン空爆も想像すらできなかった。もちろん悪の枢軸などという概念もなかった。世界はなぜきな臭くなったのか考える必要がある。絶対に忘れてはならない。
この間、多くの無辜の民がテロ撲滅を理由に殺された。日本の自衛隊は殺りくの立場に立たなかったし、日本の民間人は一人として死んではいない。だからといって世界の戦争に背を向けていいはずはない。賀川豊彦がいたら何を言ったのだろうと考えざるを得ない。
日本の首相は森喜朗氏だった。2列目、真中より右、江沢民総書記の後ろ、キューバのカストロ議長の隣りにいる。イラクのサダム・フセイン大統領は不在だが、パレスチナのアラファト議長が上の方にいる。(写真をクリックすると大きくなります=伴武澄)