「下座奉仕」(賀川豊彦協同組合論集より)

 杉浦秀典さんのブログ「松沢資料館の雑芸員日記」が復活した。というより思い出したように何本か書いて、また忘れるという日記である。たぶんお仕事がお忙しいからそうなるのだと思っている。今日紹介するのはは「下座奉仕」です。
 http://kagawa100.blog.shinobi.jp/Entry/85

昨日、ある会議が行われて、その席で賀川豊彦の協同組合論が話題に出た。以前は読んでもあまり腑に落ちるというものに感じられなかったが、ようやく生協の職員の方々はじめ、協同組合関係者の方との交流が増えてから、目が開けてきた。
せっかく話題に出たならと、久しぶりに明治学院で1968年に再販された、『賀川豊彦協同組合論集』をひっくり返してみる。するとどこも、感銘の連続である。

たとえば、
社会単位運動の章では、「…コーエンは言った『神なくして真の社会主義の完成は不可能だ』…」
ロッジでールの章では、「…かくてイギリスにおける消費組合運動は…自己よりも他人の幸福、大衆の福祉のためという純真愛隣の精神をものがおれば…世界を動かし反省せしめ善導することができる…」

40年以上前の本なのに、どの言葉も新鮮に思えてならない。どうしてなのだろう…

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