ミツカン水のフォーラム10月15日に

 賀川督明さんが関わるミツカン水の文化の「水のフォーラム」が10月15日、渋谷区・表参道の東京ウィメンズプラザ(東京都渋谷区神宮前5-53-67)で開かれます。テーマは「水は誰のもの−公平と循環を両立するために」。
 同社の機関誌「水の文化」は年3回発行で、あらゆる切り口から水を考えるユニークな雑誌である。筆者も読者の一人として毎号楽しみにしている。前号は熊本市の水道が井戸水で賄われているという驚きの話題だった。阿蘇山系に形成された水田が保水の役割を果たし、その水が伏流水となって熊本平野を潤し続けているのだという。自然と人間の歴史的な営みが豊かな水資源をもたらしてきたと考えると日本社会は決して自然の恩恵だけに与ってきたのではないことが分かる。まさに「共に生きる」ということでしょう。(伴 武澄)
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 水の文化バックナンバー http://www.mizu.gr.jp/kikanshi/index.html