埼玉新聞に綴られた賀川の農村時計物語(6)

 指導者入所式 農村時計工場  昭和22年03月01日

 農村軽工業の技術指導者を大量に養成するため北葛南桜井村農村時計製作所では3月1日午前10時から同工場講堂に第三回指導者入所式を挙行するが、今回入所する研究生は宮城、群馬、埼玉、長野県農業会推薦の農村中堅青年40名で、1カ年間時計製作の技術研究の過程を終え、出身地に帰り、将来農村軽工業の指導者となるもので成果が期待されている。